しごと×先輩

「モノ」で
誰かの役に立ちたいと考えた。

国内営業
救急・集中治療製品事業部門
2017年入社

関連図

これまでのキャリア

入社~1年目 新入社員教育後、救急・集中治療製品事業部門に配属。
4~5か月の営業同行を経て、10月より東京都下エリアの30施設を担当。
2年目~3年目 2年目より、長野県および山梨県の50施設を新たに担当。
大学病院等で院内説明会を実施。
4年目 長野県と都内一部の施設に担当変更し、新たに大口施設を担当。

東レ・メディカルに入社を決めた理由

人生の中で色々な「モノ」で驚きや楽しみ、有難みなどを感じ、そういった「モノ」で誰かの役に立ちたいと考え、医療機器のみならずメーカーを中心に就職活動を行ってていました。
医療業界は理系のイメージが強く、文系出身の私がやっていけるのか不安もありましたが、セミナーでの先輩社員との交流などで会社の雰囲気に惹かれました。さらに、文系の社員も多く活躍されていることや、入社後に学びながら成長されたという話を聞いて医療業界への志望も強くなりました。また、福利厚生などの会社制度も充実しており安心して働ける環境が整っていたことも入社する手となりました。

部署の役割と担当製品

私の所属している救急集中治療製品事業部門では、急性腎不全で使用される「ヘモフィール」、敗血性ショックの改善を図る「トレミキシン」等、ICUや救急病院などの医療分野で使用されている商品を取り扱っており、数百円の消耗品から数百万円の装置までを販売しています。
部署名のとおり、非常に緊急性が高い分野であるのが特徴で、扱っている商品の一つである「トレミキシン」は世界で当社唯一のオンリーワン商品です。外科・救急科・腎臓内科などの医師・臨床工学技士を中心に1対1の面談を行ったり、説明会を開催しプレゼンテーションを行うことが私の仕事です。継続的に医師へPRするためにも正確な情報・最新情報を提供する必要が有り、最新の論文をチェックし知識取得にも努めております。現在の担当施設は都内・長野県中南信エリアの大学病院、総合病院など、救急集中領域がある約100施設です。遠方のエリアも担当しているため、緊急時に使用する際や、病院に在庫がない場合は代理店から至急納入いただくケースもあるため代理店担当者とは密に連絡を取り、連携しております。

仕事のやりがいと喜び

仕事のやりがいと喜び

今私は、取扱い製品の1つである「ヘモフィール」の拡販に向けて日々励んでいます。2年目の時、当社の製品が導入されていない施設を担当したことがありました。少しでも当社製品も使っていただけないかと訪問したり、製品説明会などの提案を行いましたが、「特に性能が変わらないのであれば、今のままで良い」とそう簡単には応じていただけません。確かに、お客様の立場になって考えてみると、性能が変わらないのであれば使い慣れている商品のほうが負担もなく使いやすいということがあると思います。では、どのようなPRを行うことが最適なのか、自分には何ができるのかを悩み、考えました。色々悩んだ末、まずは「自分自身」を知ってもらおうと、自社製品に関わらず、お客様に疑問点や問題点があれば解決出来るよう調べ、とにかく訪問を重ねました。担当してから半年以上経った頃、ついに説明会を開催できることになり、信頼関係を構築することの大切さを身に染みて実感しました。以降も継続的に訪問や説明会を開催し、当社製品について丁寧にご説明することを心掛けました。その結果、「御社の製品を新規採用します」という言葉を頂いたときは涙が出るくらい嬉しかったです。新規採用から、継続的に使用いただく中で、製品への満足感や信頼もあり、施設内での弊社製品のシェア100%にもつながりました。最初から上手くいくということはそう多くはありません。お客様との関係性によって成長できたこの経験は1番のやりがいに感じました。

先輩や上司、取引先から学んだこと

自分が行っている仕事の重要性を医療の現場から教わりました。ある日、担当施設から製品を準備して欲しいという連絡がありました。私はその時、在庫は確認しましたが、別の仕事に取り掛かっており、都合のいいところまで終わらせから連絡しようと思い、作業していました。するとその1時間後に電話があり、確認した時にすぐ連絡しなかったことにお叱りをいただきました。目の前の患者様を診ているのは現場であると当然理解していたつもりでしたが、私は自分の都合ばかりを優先させてしまい、お客様やその先の患者様のことを考えられなかったことを強く反省しました。この経験から、自分が担っている仕事は医療に深く関わっていることを改めて実感し、病院からの連絡については最優先で対応するように心掛けています。

会社・職場の雰囲気

入社前から感じておりましたが、入社後より一層社内の雰囲気は良いと感じました。私が所属する課のメンバーとは毎週ミーティングを実施し、問題があれば解決案を一緒に考え、次に繋がる情報が有ればすぐに共有するようにしています。先輩方も分からないことがあれば優しく教えて頂けますし、趣味が合う先輩とはプライベートでも交流があります。私はサッカーが好きなので会社でサッカーについて語り合うこともあります。また、社内の飲み会についても強制されることがなく、良い関係性を保っています。

仕事で心がけていること、大切にしていること

何事もスピード感を持ってチャレンジすることを心掛けております。自分の担当を受け持つ際に、前任者から一筋縄ではいかない難しい案件だと言われていても、そういった固定概念に捉われず、自分のスタイルを貫くようにしています。結果的にすぐに成果に結びつかなかったり、失敗したとしても自分の中では経験となり、今後の営業活動に繋がると思っております。
またON・OFFの切り替えも大切にしており、仕事は全力で挑み、休日は趣味であるサッカーやスノーボードなどで全力でリフレッシュするようにもしています。

今後の課題、目標、夢

将来的に海外展開に携わる仕事をしたいです。医療は急速に進歩しておりますが、世界でも敗血症で命を落とす患者様が沢山います。私の扱っている製品であるトレミキシンは現在治験中の国や、未承認の国もあります。今後、承認が下りれば必ず需要が増える製品ですので、国内での営業経験や得た知識などを活かし、一人でも多くの患者様を救えるための手助けになればと思っております。社内にはTOEIC受験等の補助制度もあるので、今は受検に向けて勉強しています。

仕事のマストアイテム

コンパクトなポインター

病院内での説明会やプレゼンテーションを行うことがよくあり、マイポインターを購入しました。
ボールペンサイズで常にカバンに入れておけるため、急なプレゼンでもスマートに行うことが出来ます。

ある1日のスケジュール

9:00 課メンバーとミーティング
課題や情報の共有
9:30 資料作成
病院から依頼された資料の作成
11:00 A病院面談
技士へ最近の自社・他社の使用状況のヒアリングや新製品のPR
12:00 昼食
いつものそば屋で昼食
13:00 B病院面談
午前外来終わりに医師へ最近の論文を紹介
14:30 C病院面談
若手のDrへ新規訪問し、自社製品のPR
16:00 事務処理
空いた時間に経費精算など行う
17:00 E病院説明会実施
医師向けに製品の説明会を実施
18:30 報告
社内システムで一日の活動を記載しそのまま帰宅

休日の息抜き方法

音楽が好きなので、ライブやフェスによく行きます。フェスではビールを飲みながら好きなアーティストの音楽を聴くのが最高です。最近は行けく機会が減ってしまいましたが、いつかまた行きたいと日々思いをはせています。

就職活動中の学生にメッセージ

固定概念に捉われず色々な業界・会社を訪問した方が良いです。
最初は興味がある業界・会社に絞りがちですが、色々な会社の話を聞くことで、新しくやりたいことも増えると思います。私も元々医療業界で本当に自分は通用するのかと不安に思うこともありましたが、会社説明会や先輩方の話を聞き、医療に携わりたいと思うようになりました。その中でも医療機器はこれからさらに成長していく業界です。一緒に東レ・メディカルを盛り上げていきましょう!