多人数用透析液供給装置 TC-EX

多人数用透析液供給装置 高度管理医療機器(クラスⅢ), 特定保守管理医療機器, 設置管理医療機器  30700BZX00020000

多人数用透析液供給装置 TC-EX

TC-EX 製品フライヤー

特長

透析システム統合運用 

診療支援ソリューション クリーン化、バックアップ運転
高濃度薬液洗浄と低濃度薬液封入を組み合わせた2段階薬液洗浄や、当社RO装置との連動によるライン洗浄により透析液清浄化に寄与します。
また流量計および原液ポンプの二系統化や濃度フィードバック機能により、透析治療の安定稼働に貢献します。
経済性ソリューション 透析液原液の節液
装置統合管理支援システム Miracle DMACS EXとの代表的な連携機能である「透析液原液の節液」は、セントラルからの運転情報をもとに過剰な原液の作製を抑制 ※1します。施設の運営コストおよび環境負荷を低減することで、持続可能な透析システムの構築を目指します。
業務支援ソリューション 点検記録、一括洗浄
各運転データを自動的に保存することで、メンテナンス業務の効率化に寄与します。装置統合管理支援システム Miracle DMACS EXと連携する場合、透析システム全体の操作性・効率化に寄与します。例えば、DMACS端末の操作のみでシステム全体を一括で洗浄工程に移行することができ、洗浄業務の省力化に貢献します。

用途

透析治療において、透析液原液(A原液、B原液)と透析用水(RO水)を連続比率混合方式により所定比率で正確に混合し、複数台数分の透析液を調製して透析用監視装置などに供給します。国内において標準的な透析液(バイカーボネート透析)の希釈倍率は35倍で、その希釈比率はA原液:B原液:RO水 = 1:1.26:32.74です。

製造販売元:

東レ・メディカル株式会社

販売元:

東レ・メディカル株式会社

型番・仕様等

製品仕様

電源、最大消費電力 交流 単相 100V±10% 50/60Hz 1.5 kVA : 標準
2.0 kVA : 脱気ポンプユニット※2搭載時
交流 三相 200V±10% 50/60Hz 40kVA : 加温ヒータユニット※2,3搭載時
外形寸法(W×D×H) 540 mm × 700 mm × 1,700 mm : 標準
540 mm × 830 mm × 1,700 mm : 加温ヒータユニット※3搭載時
空質量 約240kg : 標準
供給水条件 圧力 0.10~0.30 MPa (給水時)※4
温度 25~35℃ : 標準
8~35℃ : 透析液送液量25L/min以下、加温ヒータユニット※2搭載時
12~35℃ : 透析液送液量30L/min以上、加温ヒータユニット※2搭載時
流量 透析液送液量+2L/min以上
水質 透析用水基準に適合(JSDT透析液水質基準)
透析液送液能力 圧力 40kPa 以上 :最大透析液送液量35L/min 時
流量 5, 10, 15, 20, 25, 30, 35L/min
消毒方式 薬液消毒 高濃度(希釈可能範囲 : 20~1500 倍)
低濃度(希釈可能範囲 : 50~3500 倍)

機能・オプション構成

自動運転(スケジュール)
自己診断
濃度フィードバック
2段階薬液洗浄
インターバル洗浄
緊急運転
原液ポンプ並列運転
透析液送液量 30 L/min以上※5
透析液送液量 25 L/min以下


減圧弁
脱気ポンプユニット
加温ヒータユニット
限外ろ過フィルタユニット
原液ラインETRFユニット
透析液ループ配管※6
末端電磁弁
警報モニタ
漏水検知
表示灯
装置統合管理支援システム連携
  • ※1 A、B溶解装置ともに1回/日の溶解削減した場合、数十万円/年の節液効果が見込まれます。
  • ※2 オプション機能です。
  • ※3 供給能力に応じて、必要なヒータ容量が異なります。
  • ※4 供給能力に応じて、給水圧力の条件が異なります。
  • ※5 バックアップ運転中は透析液調製・供給能力が25 L/min 以下となります。
  • ※6 透析液送液能力が25 L/min 以下の場合、搭載可能です。
  • # “Miracle DMACS EX”および“EX”は東レ・メディカル(株)の登録商標です。
  • # 製品の外観・仕様は予告なしに変更することがあります。
  • # 写真等は印刷物のため、実際の色と異なる場合があります。