個人用透析用水作製装置 TW-S
非医療機器
特長
- 操作性・作業性の向上
- 視認性向上
タッチ式カラーLCDの搭載、センサのデジタル化および JIS※1に準拠した文字サイズにより、視認性を向上しています。
- 筐体サイズのスリム化
従来比で設置幅を約30%縮小しています。透析室、ICU、在宅透析※2などの多様な使用環境にて柔軟に運用できます。
- 多彩な機能の搭載・性能の進化
- 原水回収率調整
原水の水質に応じて回収率の向上ができます※3。(標準回収率:50 %)
- 個人用透析装置連動※4
個人用透析装置※5との連動運転により、透析準備から終了後の洗浄に至るまで本装置側の操作が不要となります。
- 安全性・信頼性の追求
- 監視機能の充実化
ポンプやROモジュールなどの動作状況に加え、フィルタ入出口の差圧※4を連続監視し、異常の兆候を検知した際は通知します。
また、漏液を検知した際は装置を停止します※4。
- 安定稼働のための支援機能
点検記録の自動保存(30日分)、USBメモリによる点検記録出力など、メンテナンスにご活用頂ける各種機能を有しています。
- さらなる清浄化
- 当社独自の極低濃度薬液による洗浄機能を搭載しています。個人用透析装置※5との連動洗浄により、装置だけでなく装置間配管の清浄度も維持できます。連動洗浄が中断した際は、連動再開時に注意喚起画面を表示するなど、安全性にも配慮しています。
- 限外ろ過フィルタ(UF)ユニット※4
生菌・ETの更なる除去により、清浄化に寄与します。また、フィルタ前後の差圧を監視する機能を有しています。
用途
個人用透析用水作製装置は、水道水に含まれる不純物を逆浸透法で除去することにより、純度・清浄度の高い水(RO水)を精製する装置です。透析医療では本装置にて精製されたRO水を透析液原液の希釈などの透析用水として使用します。
型番・仕様等
製品仕様
項目 |
型式 |
60 |
90 |
供給能力(at 8℃) |
60 L/h |
90 L/h |
ROモジュール/2.5インチ |
2本 |
3本 |
外形寸法(W×D×H) |
300 × 420 × 1,000 mm |
運転質量 |
62 kg |
65 kg |
最大消費電力 |
0.40 kW |
電源 |
交流単相 100 V 50/60 Hz |
原水条件 |
圧力 |
0.1 MPa ~ 0.25 (0.5※6) MPa |
温度 |
5~30 ℃ |
水質 |
水道水かつFI値4未満 |
オプション
減圧弁 |
ROシステム除去率監視 |
前処理フィルタ(プレフィルタ) |
フィルタ差圧監視※7 |
限外ろ過フィルタ(UF)ユニット |
ライン薬洗システム |
透析用水サンプリングポート |
個人用透析装置連動 |
漏液検知器 |
移動用ハンドル |
移動用キャスタ(φ 100 mm)※8 |
- JIS S 0032:2003(日本語文字の最小可読文字サイズ推定方法)
- ライン薬洗システム(オプション)の対応は準備中です(2020年6月現在)
- 設定可能な回収率は原水の水質によって異なります
- オプション機能
- 当社対応機種
- 減圧弁(オプション)搭載時の値となります
- 未選択時は、同一箇所のデジタル式圧力計がゲージ式に変更となります
- 標準タイプはφ75mm
- 製品の外観・仕様は予告なしに変更することがあります。
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