しごと×先輩

すべて自社製品で
透析治療を一貫して行えることに
魅力を感じた。

メンテナンス
技術サービス部門
2017年入社

関連図

これまでのキャリア

入社~2年目 本社での新入社員研修後、静岡事業場で透析関連装置に関わる研修を2ヵ月行う。
その後、技術サービス部門へ配属。1年目は主に機器知識を習得するため教育担当者と同行し、修理や点検を行う。2年目に入り、単独で修理を行う。
3年目~現在 東京都内の施設を担当する。施設への新規機器の納入等も行う。

東レ・メディカルに入社を決めた理由

大学で臨床工学を勉強し、その知識を活かしてメーカーで仕事をしたいと考えていたので、医療機器業界を中心に就職活動を行いました。当社への入社の決め手は、会社説明会や面接で社員の方と話す機会があり、とても雰囲気の良い会社だなという印象を受けたこと、また透析関連装置をRO装置から透析用監視装置まで幅広く取り扱っており、すべて自社製品で透析治療を一貫して行えることに魅力を感じ、入社を決意しました。

部署の役割と担当製品

私の所属する技術サービス部では主に、透析関連機器の保守・メンテナンス、据付業務を行っています。透析治療とは腎臓の機能が著しく低下している場合や機能不全をおこしている患者様に行う治療法で、血液透析器と透析液を用いて血液中の老廃物の除去や血中成分の補充などを行います。RO装置にてRO水を精製し、透析液供給装置で調製・供給します。そしてベッドサイドでは透析監視装置で血液を循環させ、患者様の治療を行います。
これら透析関連装置の保守・メンテナンス、据付業務、操作説明を行うことが私の仕事です。それに加えて業務では医療従事者と直接関わるため、お客様のご要望やご意見をダイレクトにうかがうことができます。その貴重な情報を開発や製造の部署にフィードバックし、品質の向上に努めるのも重要な役割となっています。

仕事のやりがいと喜び

仕事のやりがいと喜び

故障した機械を修理し、元通り治療が行える状態にしたときは何度でも喜びを感じます。 施設から修理依頼を受けたときは、病院スタッフも患者さんも装置が使えなくて困っている状況であるということです。そのため、いち早く現場に駆けつけ、修理を行うことが重要です。装置が正常に稼働し、病院スタッフの方々から感謝のお言葉をいただいたときは、他の何よりも代えがたい喜びとなりました。
一人で修理を行い始めた頃は、何度も失敗しました。機械を修理し、直ったと思い引き上げた翌日にまた故障をしていたことも、その場で直らず翌日に出直すこともありました。そのようなときにフォローしていただいた先輩方に非常に感謝しています。まだまだ勉強中の身ですが、今はできる作業が少しずつ増えてきており、これからも仕事を続けていく意欲につながっています。

先輩や上司、取引先から学んだこと

私は現部署に配属されて2年経ちますが、学びの機会が多く、非常に楽しく仕事ができていると実感しています。私の先輩方はお客様と積極的にコミュニケーションをとることに重点をおいています。修理依頼で施設訪問をすることは当たり前ですが、修理対応以外でも施設訪問を行い、機械動作状況の確認や施設スタッフからヒヤリングを行うことが信頼関係を築く上で非常に重要であると教えられました。とくに、担当施設を持つようになってからは先輩方の姿勢を参考にしてお客様と積極的にやり取りをすることで、今では仕事の話だけでなく他愛のないやりとりもできるようになり、訪問することが楽しみな施設も増えてきました。

会社・職場の雰囲気

技術サービスの業務は定期点検や、据付業務など多人数で一緒に仕事をする機会が多々あり、チームワークが非常に重要になってきます。そのため、毎朝ミーティングを行い、担当施設での機器情報を共有するようにしています。チームで仕事を終え、「仕事後の一杯」も皆で行くことがあり、達成感や一体感はまた格別です。

仕事で心がけていること、大切にしていること

修理依頼による訪問ではなく、何も行っていないときの施設訪問を心掛けています。なにもないときこそお客様と余裕をもって話をすることができ、品質向上につながるご指摘をいただける可能性も多々あると思い、重要だと考えています。 また、メンテナンスは整理整頓が基本です。ただ機械を直せばいいというわけではなく、来たときよりも綺麗になるよう、機器、機器の周囲の整理整頓・清掃も心がけています。

今後の課題、目標、夢

今後はメンテナンス技術の向上はもちろんですが、お客様に信頼のおけるメンテ員と思っていただけるようにこれまで以上に努力していきたいと思っています。そしてこのメンテナンス経験を活かして製品の開発や企画にしっかりとお客様のご要望を発信していきたいと考えています。そのために今は、メンテナンスを通じて現状の良し悪しを把握し、病院スタッフや患者さんが何を望んでいるのかをしっかり理解することを努めています。

仕事のマストアイテム

キャリーバック

工具や部品などいろいろ持ち歩くときにとても便利です。都内は駅近くの施設が多く、電車で修理に訪問することが多々あります。工具類が重いため、型掛けのカバンでは疲れ果ててしまうためキャリーバックは必須です。

ある1日のスケジュール

9:00 出社
メールチェック
9:30 課内ミーティング
部門会議・営業会議

前日作業内容と当日の予定の確認、課内で情報共有
月一で部門会議と営業会議に参加
11:00 事務処理
報告書や見積書、請求書等の作成。客先からの問い合わせ対応
12:00 昼食
13:00 メンテナンス準備
当日メンテナンスの準備
14:00 施設訪問(メンテナンス・定期訪問)
故障した機械の修理、または機械動作状況の確認
14時~15時位に訪問する場合が多い
17:30 帰社・退社
本日作業の報告と翌日の予定の確認と作業の準備

休日の息抜き方法

私は根っからのインドア派です。休日は家の掃除など終わったら、借りてきた映画を見ています。時々映画館に行くこともありますが、家でゆっくりしいていることの方が圧倒的に多いです。

就職活動中の学生にメッセージ

以前とは世の中の状況が異なり就職活動の形態も変化してきており非常に大変だと思います。情報を入手することが難しい場合もあるとは思いますが、より多くの会社に触れていただき、その中から東レ・メディカルを選んでいただけるなら、そのときは一緒に楽しみましょう。お待ちしております。